2011/11/14

新メンバー募集!

学術兼サポートの高井です。
当学生会議は首都圏の大学生が中心になって運営しています。
新しいメンバーも募集しております。
でも「新メンバー募集!」と書いてもイメージがわきませんよね。
そもそもイスラエル・パレスチナって遠いですし。
そこで具体的に、「こんなやつでも入れて、これだけ変わるんだ」ということを書こうと思います。
なんとなく入って、人生のやる気スイッチがオンになる人が多いのが当学生会議の良いところなのです。

日本・イスラエル・パレスチナ学生会議(イスパレ)と私との出会いは7年前。
アルゼンチンをぐるぐるしていた時のことでした。
当時の私はバリバリの落ちこぼれ。
サイン・コサイン・タンジェントとかよくわからないので、
サイン・コカイン・タフデントとか言ってました。
分数の割り算もあやしく、埼玉県を「さい玉けん」と書いているようなレベルでした。
当然大学にいく学力もありません。とにかく日本から遠いとこに逃げたくて、一番遠い南米へと向かいました。

世界はイラク戦争で揺れていました。
7か月ほど異国の地を旅して、「やっぱ勉強したい。世界のことを学びたい」と思うようになった時、
偶然、第3期代表の安田祐輔のブログを見つけました。

http://yasudayusuke1005.wordpress.com/2004/10/28/%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E3%81%AB%E3%81%A6/

目的意識をもって、世界で最も解決困難な課題に取り組んでいる学生が日本にいる!
(当時の私の言語能力では「なんかすげーやつがすげーことやってる!すげー!!」)

安田との出会いがきっかけで翌年の第3回合同会議に参加することになりました。
いざ参加したものの、英語など全く喋れない自分。
getの過去形はgetedだと思っていた私には、イスラエル人やパレスチナ人、日本人との英語のディスカッションにまったくついていく事ができませんでした。

ICUや東京外語大、東大、早稲田、慶応生たちの中で高卒なのは私だけ。
でもそれは問題ではないのです。
悔しかったのは、イスラエル・パレスチナ問題について問題関心が足りないのが私だけだったということ。

合同学生会議の後、悔しくて悔しくて必死で勉強し、アメリカの大学を経由して現在の大学に入学しました。
そして多くのイスラエルやパレスチナの友人を得、「学術」という役職を担当してきました。
6年前の第3回日本・イスラエル・パレスチナ合同学生会議にて何一つ貢献できなかったという思いが、個人的な成長に結びつきました。

当団体の問題は、個人的な成長はするけれど、イスラエル・パレスチナ、そして日本社会への貢献がいまだに不十分であるということです。
仲間のなかで揉まれながらムーブメントを起こしたいという方を
日本・イスラエル・パレスチナ学生会議はお待ちしております。
(学術&サポート:高井純一郎)

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